ベビースリングには色々な種類(かたち)があるということは、前述で触れていますが、こちらでは具体的にどのようなタイプがあるのかをご紹介させて頂きます。
・・・その前に、各部位の呼び方は主に下図の通りです。

現在流通(オークション含む)しているベビースリングの種類は、『リングありスリング』『リングなしスリング』に大別され、更に使用感の大きな違いで分けると、大体次の4つに分類されます。
フレアテール![]() |
ベルトテール![]() |
|---|---|
| テールの形状がスカーフのようにヒラヒラの状態。 細かな微調節が可能で、好みの密着感を得ることができる。 |
テールの形状がベルト状に縫いまとめられている。 微調節のし易さはフレアテールには劣るが、複雑さがないため初心者に向いている。 |
チューブタイプ![]() |
抱っこたすきタイプ![]() |
|---|---|
| 一枚布を輪に縫い合わせ、縦半分に折りたたんだだけのシンプル設計。 使い方も同様に、非常にシンプル。 体格差のある人同士では共用は厳しい。 |
肩の部分を縫い合わせているタイプ。 チューブタイプのポーチがポケット状になるのに対し、こちらは扇状に広がる。 共用に関してはチューブタイプに同じ。 |
また、更に肩パッド・レール綿の有無でも、次のような違いがあります。
(リングあり・なし共通)
| 綿入り | 綿なし(薄型) | |
|---|---|---|
| 難点 | 持ち運びの際かさばる 夏場に蒸す |
肩への負担が、綿入りよりはある |
| 利点 | 肩への負担が軽い | コンパクトに収納可 |
| 綿入り | 綿なし | |
|---|---|---|
| 難点 | 持ち運びの際かさばる 夏場に蒸す リングありタイプの場合、微調節に限界がある |
正しく使用しないと、赤ちゃんのヒザ裏がうっ血しやすい 慣れるまでにポーチ部を把握しにくい |
| 利点 | 赤ちゃんのヒザ裏への当たりが優しい ポーチ部が扱いやすく初心者向け |
コンパクトに収納可 微調節は限りなく可能 |
リングの有無・綿の有無の違いはそれぞれ一長一短、初心者であるか否か・夫婦共用の有無・赤ちゃんの成長・・・など、それぞれのシーンや個人の好みでどれが便利か違ってきます。
選ぶ際には、スリングを使う環境や赤ちゃんの月齢などを念頭に置き、考慮してみてください。
また、使いこなせるようになりましたら、洗い替えも兼ねて数種類用意して、シーンに合わせて使いまわすという方法もあります。
SHOPによっては、購入前の試着なども可能ですし、各地ではユーザーによる交流会も盛んですので、色々試してから自分にどんなタイプのものが合っているか、検討するのもよいでしょう。
良品を選ぶために知っておきたいこと
- 1.リングは継ぎ目のない金属製のものか、専用のナイロンリングを使用
-
木製・アクリル製のものは、見た目に美しいですが、赤ちゃんの体重を支えるための耐久性に欠けます。
また、金属製のものでも、耐荷重量が不十分であったり、継ぎ目があると生地を傷めることがあります。 購入の際は、必ずリングの安全性を確認しましょう。 - 2.生地は、肌触り・通気性が良く、適度な薄さのもの
- 織り目の詰まった、綿製品など自然素材のものが好ましいです。
化繊はムレたり、赤ちゃんのデリケートな肌に合わないことがあります。また、ガーゼなどの織り目の粗いものは、稀に裂けることがあるため、別の生地と合わせるなどの対処が必要です。 - 3.購入する場合は、返品交換・アフターフォロー等の対応を必ずチェック
- ベビースリングは、装着してみて初めて使用感が分かるものです。
サイズが合わない場合や、思うように使いこなせない場合に、きちんとした対応をしてもらえるかどうか、予め確認しましょう。
また、購入前に試着ができる場合は、積極的に試してみると良いでしょう。 - 4.扱いやすいベビースリングの条件とは
-
ここに挙げるものは私見ですが、ベビースリングの良さを発揮する大切なポイントとなるでしょう。
- 肩パッドの幅が適度にあるもの(軽く肩を覆える程度)
- 赤ちゃんを抱いたときに、赤ちゃんのオシリの位置が抱いた人のおヘソの位置をキープできるもの
- ポーチの幅が適度であること
(赤ちゃんの肩甲骨〜ヒザ裏まで覆えないものでは不安定になり、幅の広すぎるものは生地によってはリング部でもたつき扱いにくくなる) - リングありスリングの場合は、
リングと生地の相性が良いもの(滑らない・もたつかない)
また、テールが短すぎず、長すぎない(装着時にリングから15cm〜腰骨付近程度)
- 5.オークション販売品を購入する場合に気をつけたいこと
-
ユーズド品であれば、どのぐらい使用されたものなのか確認しましょう。
また、手作り品であれば、返品交換・満足なアフターフォローが受けられないケースも考えられます(ノークレーム・ノーリターンと謳っているものが殆どです)。
良質なものか、または自分に合うかどうか、判断する自信がない場合は避けた方が賢明です。














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